「あ~涼しい〜。こんにちは〜」
「あれ?トドリさんこんにちは!」
「トドリさんお久しぶりです。
夏に来るなんて珍しいですね。」
「ディアさんも変わりなさそうで何よりです 。
今年は5年に1度しか取れない素材の年で
冬にお邪魔する予定だったけど…
村長いますか?」
「ちょっと待っててくださいね( ´꒳`)」
「トドリさんお久しぶりです!どうですか?」
「ご無沙汰してます。
相変わらず自由気ままにやってますよ ( ˘ᵕ˘ )」
「それは何より。ところで何かありました?」
「あ!そうだそうだ。
リモーネ村で村長の親戚に
大変お世話になりまして。
急ぎで手紙を出したいと困っていたので
お礼代わりに直接届けにきました。」
「わざわざ!?旅路の変更させてしまったようで…
申し訳ない…」
「決まった旅路はないですから。
こんなお礼でいいならお安い御用です( ´꒳`)」
カサカサ…
「………!?あいつがついに父親に!?
なんて素晴らしい知らせなんだ( *´∀`* )」
「おめでとうございます!」
「ありがとうございます!
リモーネ村からの手紙は正規のルートだと
そんなに時間かかりますか?」
「そうで…」
ガチャ
「あら!トドリさん!」
「夫人お久しぶりです( ´꒳`)」
「いつ村に?今回はゆっくりしていけるの?」
「特に予定はないので少し
のんびりしていく予定です」
「それは良かった。お茶用意するから
お話が終わったら上がってきてね♪」
「お!遠慮なくお邪魔します(*´罒`*)」
「あ!途中ですみません。
正規ルートはリモーネ村から
一旦街に集められてそこから馬車便なので…
アップル村の位置的に山を迂回するから
どうしても日数がかかりますね」
「なぜ迂回を?」
「馬車便のように幅が大きくなると
通れない道があるから
安全な道を選ぶと迂回することになるかと」
「なるほど…」
「飛行船場があれば街から直行便をつなげば
馬車便の3分の1の時間で届きますけどね」
「飛行船?」
「大きな街では主流になりつつありますよ!
僕の知り合いに飛行船の整備士がいるから
良かったら資料頼んでおきましょうか?」
「いいんですか?是非お願いします!」
「喜んで!では夫人にお呼ばれしてきますね」
「旅の話を楽しみにしてると思います。
ゆっくりしていってください!」
「村長?
さっきから考え込んでどうしたんですか?」
「あ…飛行船場のことを考えていてね。
今でも村は困りごとなく暮らせているけど
今回の手紙に然り旅行に然り。
流通の面では大きく遅れているなと思って」
「確かに旅行も時間がかかるから
行っても隣村が多いですもんね」
「飛行船場となると他所の街から
運営スタッフを迎えることになるし…
村民の中には近代化を好まない人もいるかも」
「じゃあまずは説明会を開催して…
村民の不安をすべて解決してから
飛行船場事業を起ち上げませんか?」
「お!いいですね!
飛行船場となると広大な敷地が必要になるし
大体の目安をつけて先に
測量だけすませておきますね。」
「2人共…ありがとう!よし!
じゃあ私は飛行船場の運営について
早速情報収集するよ」
「飛行船場事業起ち上げにむけて
みんなで頑張ろー\( *´∀`* )/」
「٩( ๑•̀o•́๑ )وおー!」